夜【新版】
LA NUIT
1944年、トランシルヴァニアの小さな町にドイツ軍が姿をあらわす。15歳の少年とその家族はゲットーへ移送され、さらにアウシュヴィッツへ……、そして強制収容所での選別、幼児の焼却、公開処刑、極寒の死の行進。
「飢え、渇き、恐怖、輸送、選別、火、煙突など。それらの単語はいまはなにごとかを意味している。しかしあの当時、それらの単語が意味していたのは別のことがらであった」
《人間》《神》《愛》といったすべてが死んだ極限状態を格調高い筆致で淡々と描くこのドキュメンタリー小説は、われわれを決して忘れてはならない記憶へと引きもどす。
「証人であろうと願う生き残りにとって、問題はいまも単純なままである。すなわち彼の義務は、死者たちのためにも、同じく生者たちのためにも、そしてとりわけ未来の諸世代のためにも陳述することなのである」
今なおやまぬ民族対立の時代にあって、ホロコーストという《夜》から立ち上げるべきものを問いかけつづけるロングセラーを改訳、さらに著者による新たな序文を付してここにお届けする。
「夜【新版】」の著訳者:
目次
新版に寄せる(エリ・ヴィーゼル)
序文(フランソワ・モーリヤック)
夜
訳者あとがき
新版への訳者あとがき
この本の関連書
「夜【新版】」の画像:
「夜【新版】」の書籍情報:
- 四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/232頁
- 定価 2,940円(本体2,800円)
- ISBN 978-4-622-07524-0 C0097
- 2010年2月2日発行






