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カフカ/夜の時間

メモ・ランダム

著者
高橋悠治

夜のこわさ。夜でないこわさ。
ひとことでいい。もとめるだけ。空気のうごきだけ。きみがまだ生きている、待っているというしるしだけ。いや、もとめなくていい。一息だけ。一息もいらない。かまえだけ。かまえもいらない。おもうだけで。おもうこともない。しずかな眠りだけでいい。
……………カフカ

はじまりは病室の闇で読んだカフカ。読みなおされ、書きなおされ、翻訳しなおされてゆくカフカとの濃密な時間が、まじりけのないことばで書き留められている。高橋悠治の書きかた、音楽のつくりかたの秘密にみちた一冊。

晶文社より出版された初版(1989年)に「「カフカ」ノート 2」を加え、「新版へのあとがき」を付して新たに刊行。


目次


夜の時間(カール・クラウス)


病気・カフカ・音楽
「カフカ」ノート 1
可不可
「カフカ」ノート 2

 ii
明恵上人 夢記切(声明のために)
レナード・バーンステインの「平和のためのミサ」によせて
水牛 1
水牛 2
パイクラッパー――ナムジュン・パイクの「風呂敷天下」

 iii
「馬の頭は永遠に向った」作曲ノート
音に向かって
メモ・ランダム
グレン・グールドの死の「意味」?
ランダム・アクセス・メモリーとなった音楽
「カルメンという名の女」(ゴダール)
写真集「ベイルート」(ゾフィー・リステルヒューバー)
「アンナ・マグダレーナ・バッハの日記」(ストローブ=ユイレ)
「緑のアリが夢見るところ」(ヘルツォーク)

あとがき
新版へのあとがき


著訳者略歴

高橋悠治
たかはし・ゆうじ

1938年東京に生まれる。作曲家・ピアニスト。桐朋学園短期大学作曲科中退。柴田南雄、小倉朗、ヤニス・クセナキスに作曲を師事。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

二冊一対で新聞書評をいただいています

読売新聞では椹木野衣氏、毎日新聞では丸谷才一氏に、いずれも『カフカノート』と二冊一対で長文の書評をいただいています。 ...続きを読む »

書評情報

椹木野衣(美術批評家・多摩美術大学教授)
<2011年11月28日:読売新聞>
丸谷才一<2012年1月8日:毎日新聞>
<:レコード芸術2012年1月号>
<:intoxicate 2011年vol. 95>

関連リンク

この本の関連書


「カフカ/夜の時間」の画像:

カフカ/夜の時間

「カフカ/夜の時間」の書籍情報:

A5判 タテ210mm×ヨコ148mm/208頁
定価 3,456円(本体3,200円)
ISBN 978-4-622-07641-4 C0073
2011年10月21日発行

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