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現代議会主義の精神史的地位【新装版】

DIE GEISTESGESCHICHTLICHE LAGE DES HEUTIGEN PARLAMENTARISMUS


ワイマール共和国を批判し、独裁論を掲げて、ナチス政権下の公法学者となったシュミット。第一次世界大戦の敗戦後、自由主義国家イギリス、アメリカと、社会主義国家ソヴィエトの間で、ドイツ国家の新しいイメージを模索しながら、1923年に本書は刊行された。一方でギゾー、コンドルセ、ベンサム、ミルの提示した議会主義の歴史を検証しながら、議会制民主主義の問題点を指摘する。また一方では、マルクス、プルードン、ソレルの社会主義理論や、ムッソリーニの国家社会主義を取り上げ、独裁という政治体制を考察する。
現代の形骸化した議会制民主主義のあり方、そして独裁国家の問題を考えるうえで、いまだに輝きを失わない書である。

[初版1972年発行]


目次


第二版へのまえがき  議会主義と民主主義の対立について
序章
第一章 民主主義と議会主義
民主主義的思考の規準をなす同一性の観念と、政治的現実の中で――それらの観念の代位をなす様々な同一化現象
第二章 議会主義の諸原理
公開性と討論――三権分立と均衡――純粋の議会主義の法概念――議会主義的思考の相対的合理主義
第三章 マルクス主義思想における独裁
独裁と弁証法――マルクス主義の形而上学的明証――プロレタリア独裁における合理主義と非合理性
第四章 議会主義の敵・直接的暴力行使の非合理主義的諸理論
ジョルジュ・ソレルにおける神話の理論――ブルジョアについての神話的イメージ――ボルシェヴィズムとファッシズムの対立において現れた階級闘争神話と民族神話


あとがきに代えて


著訳者略歴

カール・シュミット
Carl Schmitt

1888年生まれ。ドイツの政治学者・公法学者。ベルリン、ミュンヒェン、シュトラースブルクで学び、1916年「国家の価値と個人の意義」で教授資格取得。同年『テーオドア・ドイブラの「北極光」』発表。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
稲葉素之
いなば・もとゆき

1933年に生れる。1956年東京外国語大学卒業。1959年東京大学文学部倫理学科卒業。1962年同大学大学院修士課程修了。元愛知教育大学助教授。1971年死去。

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


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現代議会主義の精神史的地位【新装版】

「現代議会主義の精神史的地位【新装版】」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/136頁
定価 3,024円(本体2,800円)
ISBN 978-4-622-07772-5 C1031
2013年5月16日発行

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