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人間機械論【第2版 新装版】

人間の人間的な利用

THE HUMAN USE OF HUMAN BEINGS

Cybernetics and Society


本書は、サイバネティックスの父、ノーパート・ウィーナーが一般知識層向けに書いた『人間機械論』の改訂第二版である。
1948年、ウィーナーが自ら創始し、命名したこの新しい学問分野を著書『サイバネティックス』によって公にしたとき、その反響は専門分野だけでなく広く社会一般にも及び、その核心をなす根本思想を数式をまじえずに平明に解説して欲しいという一般からの要望がウィーナーに集中し、これに応えて書かれたのが本書第一版であった。そこではサイバネティックスの原理がやさしい言葉やありふれた実例を通して語られながら、人間社会というものが、それがもつメッセージと通信機関の研究を通じてはじめて理解できるものであること、さらにこれらのメッセージや通信機関が発達するにつれて、人から機械へ、機械から人へ、また機械と機械との間のメッセージがますます大きな役割を演ずることが示されている。
改訂にあたって著者は、その後のサイバネティックスの思想の普及を考慮して前著における多くの卑近な例の数を減らし、より思想的・哲学的な考察に重きをおき、また初版に含まれていたいくつかの欠陥と首尾一貫していなかった点を改めている。

[第2版初版1979年10月5日発行]


目次


訳者まえがき
まえがき――偶然的宇宙という概念

I 歴史におけるサイバネティックス
II 進歩とエントロピー
III 固定性と学習:通信行動の二つのパターン
IV 言語の仕組みと歴史
V 通信文としての組織
VI 法律とコミュニケーション
VII コミュニケーション・機密・社会政策
VIII 知識人と科学者との役割
IX 第一次および第二次産業革命
X ある種の通信機械とその将来
XI 言語、かく乱、通信妨害


著訳者略歴

ノーバート・ウィーナー
Norbert Wiener

1894-1964。ポーランドに生まれ、アメリカに渡ったユダヤ人の言語学者レオ・ウィーナーの長子として生れた。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
鎮目恭夫
しずめ・やすお

1925年東京に生まれる。1947年東京大学理学部物理学科卒業。科学思想史専攻。科学評論家。2011年歿。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
池原止戈夫
いけはら・しかお

1904年大阪に生れる。1928年マサチューセッツ工科大学卒業。理学博士。東京工業大学名誉教授。1984年歿。著書『初等微分方程式』(1958)『応用数学講義』(1964)『常微分方程式』(1971、以上学術図書)ほか。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


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人間機械論【第2版 新装版】

「人間機械論【第2版 新装版】」の書籍情報:

B6判 タテ182mm×ヨコ128mm/224頁
定価 3,780円(本体3,500円)
ISBN 978-4-622-07883-8 C1040
2014年9月10日発行

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