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パクリ経済

コピーはイノベーションを刺激する

THE KNOCKOFF ECONOMY

How Imitation Sparks Innovation


「驚いたことに、創造性はしばしばコピーと共存できる。そして条件次第では、コピーが創造性の役に立つことさえあるのだ…この本でとりあげる産業の多くは驚くほど巨大で興味深い。その仕組みと、そしてなぜそれが破綻しないかを理解するのは魅力的だ。さらにそこから、音楽や映画といったコピーの蔓延、増加に直面してますます苦労を強いられている他の産業に役立つ教訓を引き出したい」(はじめに)。
郊外のショッピングモールから街のビストロまで、パクリはあらゆる場所にあふれている。「コピーは創造性を殺す」「法律によるコピー規制がイノベーションには欠かせない」――通常はこう考えられている。しかし、コピーは絶対に悪なのだろうか?
本書は、創造性がコピーによってむしろ活性化する場合があることを、ファッション、レストラン、アメフト、コメディアン、マジシャン、フォント、データベース産業など米国で一般的にコピーが合法とされている産業の豊富なケーススタディで明らかにする。
なぜそれらの業種は繁栄しているのか? インセンティブとイノベーションの関係から6つの教訓を探り、知的財産ルールの未来を指し示す。

「コピーと創造性が共存できるという、耳寄りな知らせだ。豊富なケーススタディが気づかせてくれるのは、一貫した知財政策は本質的に保護と模倣のトレードオフを生むということだ」
ハル・ヴァリアン(Google社チーフ・エコノミスト)

「イノベーションがどのように生まれるのかについて、政策立案者はいまだ根本的に理解を誤っている。創造性にはどのような法が必要かを理解しようとする、非常に重要な試みだ」
ローレンス・レッシグ(ハーヴァード・ロー・スクール教授)



著訳者略歴

カル・ラウスティアラ
Kal Raustiala

カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)法律学教授。デューク大学を卒業後、ハーヴァード・ロー・スクールで法務博士号(J.D.)を、カリフォルニア大学サンディエゴ校で政治学の博士号(Ph.D.)を取得。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
クリストファー・スプリグマン
Christopher Sprigman

ニューヨーク大学法学部教授。ペンシルヴェニア大学を卒業後、シカゴ大学ロー・スクールで法務博士号(J.D.)を取得。専門分野はコピーライト、知的財産、法と経済学、特許、商標。

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
山形浩生
やまがた・ひろお

1964年東京生まれ。東京大学都市工学科修士課程およびMIT不動産センター修士課程修了。大手調査会社に勤務、途上国援助業務のかたわら、翻訳および各種の雑文書きに手を染める。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
森本正史
もりもと・まさふみ

翻訳家。訳書ピケティ『21世紀の資本』(みすず書房、2014)ケンリック『野蛮な進化心理学』(白揚社、2014)ほか。

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
山田奨治
やまだ・しょうじ

国際日本文化研究センター教授。専門分野は情報学、文化交流史。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

書評情報

五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)
<2016年1月17日(日):朝日新聞>
河尻亨一(東北芸術工科大学客員教授)
<2016年2月14日(日):信濃毎日新聞>
八代尚宏(昭和女子大学特命教授)
<2016年2月14日(日):日本経済新聞>
<:「週刊ダイヤモンド」2016年「ベスト経済書」ランキング第20位>

関連リンク

この本の関連書


「パクリ経済」の画像:

パクリ経済

「パクリ経済」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/392頁
定価 3,888円(本体3,600円)
ISBN 978-4-622-07940-8 C1033
2015年11月25日発行

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