理想の教室
サルトル『むかつき』ニートという冒険
- 著者
- 合田正人
「さあ、きみの先輩をひとり紹介しよう。きみのお父さん、いやお爺さんたちが一生懸命読んだ本の主人公だ」。――引き籠もり、ニート、「キレる」といった現代社会の問題に呼応することで、20世紀フランス文学の名作が新たな命を生き始めているようです。新釈「嘔吐」の世界へようこそ。
「サルトル『むかつき』ニートという冒険」の著訳者:
目次
テクスト――サルトル『嘔吐』より(白井浩司訳)
第1回 正常異常者の屈折光学
投壜通信――来ない者に/チョーむかつく/サルトルって誰?/「アンガジュマン」のトポロジー/引き籠もりの哲学者/船酔いの唄/ハイデガーの『形而上学とは何か』/判読不能な手紙/物語・歴史・記述/隅‐遇/三人のアントワーヌ/瞬間と持続/それの抗争/死と外部――むかつきの終身刑
第2回 ぼくの居場所は?
驚異/クローズアップ/背後から抱かれて/鏡の回廊/他者鏡と顔/肖像画――ジンメル、ジャンケレヴィッチ/背中と背後/寸断された身体/さまざまな鏡と窓ガラス/図式と心の闇と未知の根/バレスの根無し草/想像的なもの・象徴的なもの・リアルなもの/物自体と質料/エートル‐エグジスタンス――帰属‐離脱/なぜ無よりもむしろ何かが存在するのか/偶然性と充足理由律/居場所って?/贈与・交換・分配――ランティエ/すし詰めと含羞/実存と関係――関係の外在性
第3回 「むかつき」な人々
おせっかいな単独者/畜群性の諸相/共依存とRPG/性のかたち・汚辱・人間の条件/家族の肖像/黒い聖母とドルイド教/微笑み/曙光
読書案内
この本の関連書
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「サルトル『むかつき』ニートという冒険」の書籍情報:
- 四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/152頁
- 定価 1,575円(本体1,500円)
- ISBN 4-622-08320-5 C1398
- 2006年8月4日発行






