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ザ・ピープル

イギリス労働者階級の盛衰

THE PEOPLE

The Rise and Fall of the Working Class


「産業革命のあいだ労働者階級は〈みずからの形成に立ち会っていた〉。炭坑労働者と職人は自分たちの利益を促進するために団結し、雇用主の利益に異を唱えた。しかし、ほとんどのイギリス人が自分たちは労働者階級であり、政治家と新聞から労働者階級として扱われていると認識するようになるのは20世紀になってからだった。労働者階級が〈人びと〉となり、その利害がイギリス自体の利害と同義となったのも20世紀において――とりわけ第2次世界大戦中と戦後――であった」。

「ゆりかごから墓場まで」の福祉先進国から「社会なし」「オルタナティブなし」の新自由主義先進国へ。1910年以来1世紀、ピケティのU字曲線上を「人びと」はどう生きてきたか。「自分たちの置かれた状況にいかに適応し、抵抗し、またいかにその状況を変えていったのか」。等身大の名もなき労働者群像が織りなすイギリス現代史。第2版後記「わたしたちの現状 2011-2015」収録。


目次


序章

I 召使いたち 1910-1939
第1章 階下からの反抗
第2章 ショートヘアの叛逆者たち
第3章 内なる敵
第4章 失業手当
幕間 I スター誕生
第5章 ダンスホールの政治学

II 人びと 1939-1968
第6章 人びとの戦争
幕間 II ロイド・ジョージに頼って
第7章 新しきエルサレム
幕間 III 人びとを自由にする
第8章 コミュニティ
幕間 IV 愛と結婚
第9章 こんなにいい時代はなかった
幕間 V 豊かな社会
第10章 グラマースクールの黄金時代
第11章 労働者階級の英雄たち
幕間 VI 使って使って使いまくる
第12章 新たな中流階級?
幕間 VII 成り上がって

III 奪われし人びと 1966-2010
第13章 新しいイギリス
第14章 混乱と抗争
幕間 VIII カッスルフォードへの帰還
第15章 困難な時代
第16章 階級なき社会

エピローグ

後記 わたしたちの現状 2011-2015

謝辞
原注
訳者あとがき
索引


著訳者略歴

セリーナ・トッド
Selina Todd

1975年生まれ。ニューカッスル・アポン・タインで育つ。ウォリック大学卒業後、サセックス大学大学院で博士号取得。オックスフォード大学教授(現代史)、セント・ヒルダ・コレッジ特別研究員。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
近藤康裕
こんどう・やすひろ

1980年生まれ。一橋大学言語社会研究科博士後期課程修了。慶應義塾大学法学部准教授。イギリス文学・文化研究。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

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「ザ・ピープル」の画像:

ザ・ピープル

「ザ・ピープル」の書籍情報:

A5判 タテ210mm×ヨコ148mm/504頁
定価 7,344円(本体6,800円)
ISBN 978-4-622-08514-0 C1036
2016年8月25日発行

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