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テクノロジーは貧困を救わない

GEEK HERESY

Rescuing Social Change from the Cult of Technology

著者
外山健太郎
訳者
松本裕



マイクロソフト・リサーチ・インドでの実践が生んだ、
新たな解は《人そのもののアップグレード》だった。

著者の研究は万能な解決策などないことを思い知らせてくれる。
最貧困層の生活を向上させるテクノロジーは、
人間の行動特性と文化的相違への深い理解に基づいたもの
でなくてはならないのだ。
――ビル・ゲイツ

いまだITスキルに大きな格差があるインド。学校では上位カーストの生徒がマウスとキーボードを占領している。
「これこそまさに、イノベーションにうってつけのチャンスだ。1台のパソコンに複数のマウスをつないだらどうだろう?…そしてすぐに〈マルチポイント〉と名付けた試作品と、専用の教育ソフトまで作ってしまった」。
しかしその結果は…
「ただでさえ生徒を勉強に集中させるのに苦労していた教師たちにとって、パソコンは支援どころか邪魔物以外のなんでもなかった。…テクノロジーは、すぐれた教師や優秀な学長の不在を補うことは決してできなかったのだ」。
こうして、技術オタクを自任する著者の、数々の試みは失敗する。その試行錯誤から見えてきたのは、人間開発の重要性だった。
人に焦点を当てた、ガーナのリベラルアーツ教育機関「アシェシ大学」、インド農民に動画教育をおこなう「デジタル・グリーン」、低カーストの人々のための全寮制学校「シャンティ・バヴァン」などを紹介しながら、社会を前進させるのは、テクノロジーではなく、人間の知恵であることを語りつくす。



著訳者略歴

外山健太郎
とやま・けんたろう

ミシガン大学情報学部W. K. ケロッグ准教授、マサチューセッツ工科大学「倫理と変革の価値観のためのダライ・ラマ・センター」フェロー。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
松本裕
まつもと・ゆう

翻訳者。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

書評情報

中村桂子<2017年1月8日(日):毎日新聞>
湯浅誠(社会活動家)
<2017年1月22日:信濃毎日新聞>
湯浅誠<2017年2月5日(日):山陰新聞>
丸川知雄(東京大学教授)
<2017年2月5日(日):日本経済新聞>
<2017年2月10日号:サライ>
湯浅誠(社会活動家)
<2017年2月5日:新潟日報>

この本の関連書


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テクノロジーは貧困を救わない

「テクノロジーは貧困を救わない」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/400頁
定価 3,780円(本体3,500円)
ISBN 978-4-622-08554-6 C0033
2016年11月22日発行

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