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アメリカ経済政策入門

建国から現在まで

CONCRETE ECONOMICS

The Hamilton Approach to Economic Growth and Policy


「成功している経済圏には共通点がある。経済政策が実利的であることだ。イデオロギーではなく、抽象論でもない、がっちりと具体性のある経済政策が整えられてきたことだ……本書の狙いは、アメリカの歴史が示す多くの教えを紐解いていくことである。アメリカ政府が過去にどれほど頻繁に、どれほど理にかなった再設計を繰り返してきたか、その点を理解することに重大な意味がある」
(はじめに)

植民地的な農業経済を設計し直したアレグザンダー・ハミルトン。自由労働をめぐる再設計をおこなったエイブラハム・リンカーン。積極的に国内のトラストを規制したセオドア・ルーズヴェルト。フランクリン・ルーズヴェルトのニューディール政策。ドワイト・アイゼンハワーによる住宅および幹線道路建設計画と新興技術への支援。
イデオロギーではなく、具体的かつ実際的な戦略によって世界経済をリードしてきた歴史をコンパクトに振り返り、停滞の時代への処方箋を示す。


目次




はじめに
歴史を簡単に振り返ってみれば/アレグザンダー・ハミルトン/ハミルトン後――民主党、ホイッグ党、共和党/セオドア・ルーズヴェルト/フランクリン・ルーズヴェルト/ドワイト・D・アイゼンハワー/一番最近の再設計/東アジア側から見れば/次に迎えるべき再設計

第1章 アレグザンダー・ハミルトン、アメリカを設計する
共和主義の美徳か、商業的繁栄か/ハミルトン・システム/ハミルトン・システムから大量生産モデルへ

第2章 さらなる再設計――リンカーンからフランクリン・D・ルーズヴェルトまで
自由な企業/自由な土地/セオドア・ルーズヴェルトと進歩主義運動/フランクリン・デラノ・ルーズヴェルトのニューディール政策

第3章 長きアイゼンハワー時代
郊外化/人種/アメリカン・ドリームを守る/限りなきフロンティア/原子力/商用ジェット旅客機/電子レンジ/デジタル時代の始まり

第4章 東アジア型モデル
未来へキャッチアップする国家 vs. 未来を発明する国家/経済学という舞台の悲劇と喜劇/日本/中国/米中貿易収支/「略奪的」投資/モデルの限界――不均衡

第5章 金融の肥大化
アメリカ金融の成長/ハイ・ファイナンス拡大を求める運動/金融と業界不均衡/とにかくこれが、ことの次第――規制撤廃を望む声/金融規制の撤廃/金融危機と、世界恐慌に対する薄れゆく記憶

おわりに

索引
原注


著訳者略歴

スティーヴン・S・コーエン
Stephen S. Cohen

カリフォルニア大学バークレー校国際研究所(Berkeley Roundtable on the International Economy)名誉教授、共同所長。ニューヨーク大学ワグナー公共サービス大学院客員研究員。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
J・ブラッドフォード・デロング
J. Bradford DeLong

カリフォルニア大学バークレー校経済学教授。クリントン政権下で財務省副次官補を務めた。全米経済研究所リサーチ・アソシエート。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
上原裕美子
うえはら・ゆみこ

翻訳者。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「アメリカ経済政策入門」の画像:

アメリカ経済政策入門

「アメリカ経済政策入門」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/216頁
定価 3,024円(本体2,800円)
ISBN 978-4-622-08583-6 C1033
2017年3月10日発行

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