みすず書房

エーリヒ・アウエルバッハ

Erich Auerbach

1892年ベルリンに生まれる。ハイデルベルクで法律を、第一次大戦後グライフスヴァルト大学でロマンス語文献学を学んだ後、マールブルク大学で教鞭をとるが、ナチス政権の誕生とともにイスタンプールへ亡命。1947年アメリカへ渡り、ペンシルベニア、プリンストン、イエールの各大学に迎えられる。ロマニスト、文芸評論家として著名。主要著書に『世俗詩人ダンテ』(1929)『17世紀のフランス公衆』(1933)『新ダンテ研究』(1944)『ミメーシス』(1946)『ロマン文学研究入門』(1949)『フランス文化史研究論集』(1951)『ラテン古代後期および中世における文学語と公衆』(1958)など。