「みすず書房」ページ内リンク

  1. 「メインメニュー」へ移動
  2. 「みすず書房の本の検索メニュー」へ移動
  3. 「本文」へ移動
  4. 「サイト利用ガイド」へ移動



検索結果

キーワード:
2405 件 ヒットしました。


検索結果一覧

  • 宗教事象事典
    宗教事象事典
    [編] R・アズリア   [編] D・エルヴュー=レジェ   [編訳] 増田一夫   [編訳] 伊達聖伸   [編訳] 鶴岡賀雄   [編訳] 杉村靖彦   [編訳] 長井伸仁  
    世俗化、世界化、人口移動、高速の情報通信……地球のさまざまな場所でそれぞれの神話を育み、独自の文化と伝統を織りなしてきた人類は、いま、かつてないほどの相互接触を経験している。多様なアイデンティティが錯綜し、民族や政治など、各方面で宗教的な側面を含む諸問題がやむことなく続く21世紀に、そうした問題に向き合い、この世界を理解し、ともに生きていくために――
    多様な現われをとる〈事象〉に、学際的かつ超領域的な人文社会科学のアプローチで迫るフランス発の挑発的な事典は、宗教を人間に付随する普遍的なものとして自明視せず、また、客観的な知として固定化することなく、現代の問題と関心を受けつつ編まれた。そこから精選された、相互に補完しあい、体系性を備えた67項目。
    • 菊判 タテ218mm×ヨコ148mm/800頁
    • 定価 21600円(本体20000円)
    • ISBN 978-4-622-08798-4 C1014
    • 2019年05月24日発行
  • 科学者は、なぜ軍事研究に手を染めてはいけないか
    科学者は、なぜ軍事研究に手を染めてはいけないか
    [著者] 池内了  
    「科学倫理の書だけでは決定的に欠けているテーマがあった。科学者および技術者が軍事研究に手を染め、戦争で人間を効率的に殺戮するための手段の開発研究に深入りしている問題で、これこそ問われるべき科学者・技術者の倫理問題と言えるはずである。…本書はおそらく〈科学者は軍事研究に手を染めるべきではない〉と主張する最初の本になると思っている」

    グローバル化が喧伝され、生き残るために倫理を置き去りにすることを当然としかねない現代、企業は儲けのために手抜きや不作為が常態化して安全性が二の次になり、政治は軍拡路線を拡大して貧富の格差の拡大を放置し、科学者の多くは研究費欲しさに軍事研究に励み、人々はお任せ民主主義になれてしまい、長期的な視点を失っている。このような時代にあって、著者は科学者の責任として、本書を書き下ろした。
    第一次世界大戦、ナチス期の科学者や日本の戦時動員体制から、安倍内閣による「防衛装備庁の安全保障技術研究推進制度」の詳細、大学や科学者コミュニティの実際、AI兵器・ゲノム編集、デュアルユース(軍民両用技術)のあり方まで。若き科学者に向けて普遍的かつ喫緊なテーマの全体像をはじめて記す。
    • 四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/272頁
    • 定価 3672円(本体3400円)
    • ISBN 978-4-622-08814-1 C0040
    • 2019年05月24日発行
  • 回想のケンブリッジ
    回想のケンブリッジ
    [著者] 半澤孝麿  
    学問的自伝の色合いを帯びた美しい回想記に導かれるモノグラフ集成。著者は長年第一線で、歴史的な政治思想史をひとすじに追究してきた。
    〈私には、その後の研究人生の中で、長い時間をかけて少しずつ自覚化されてきた目標がある。その目標とは、最も広い意味で運動論とは距離を取ることを心掛けながら、思想家たちがそれぞれ遭遇した状況の中で、所与の言語的資源の制約のもと、いかにそれを最大限に利用して対処したかを、及ぶ限りの想像力を働かせて描き出す努力をすることである〉〈およそ思想家と呼ばれるほどの人物には多面性が常に伴う。研究者は、その多面性の構造と理由に対して最大限の尊敬を以て接しなければならない。そして、その思想家が論じた事柄が何らかの意味で政治と深い関わりを持つ時、私たちは彼/彼女を政治思想家と呼ぶ〉(序章)
    スキナー、ダン、ポーコックらいわゆるケンブリッジ学派との出会いが、方法意識をより明確化した。やがてヨーロッパ二千年を貫く自由意志論思想史へ。その構想上に再定位される思想家研究――『フランス革命の省察』の定評ある訳で知られる著者の初期バーク論、政治思想家コールリッジの誕生過程を跡付ける重要論考。次いで方法論を正面から問う一章を置き、自由論史上の決定的転回点カント、摂理としてのデモクラシーを考えたトクヴィル、そして〈歴史上最も変わり難い精神の持ち主〉カトリックの大思想家ジョン・ヘンリー・ニューマン研究の端緒となるべき瑞々しい〈序説〉(書き下ろし)。単著未収の主要論考を編む。
    • A5判 タテ210mm×ヨコ148mm/336頁
    • 定価 8100円(本体7500円)
    • ISBN 978-4-622-08808-0 C1031
    • 2019年05月16日発行
  • 法の概念
    法の概念【新装版】
    [著者] H・L・A・ハート   [監訳] 矢崎光圀  
    1961年に初版が刊行された本書は、法理学、法哲学の基本的著作として、読み継がれている。
    著者は法の定義づけより、むしろ法の解明を意図している。法律上の種々の概念および問題の一般的なパースペクティヴを提供するため、法体系の構造分析に加えて、法を成立させる社会現象に注目し、法・強制・道徳のような型の相互の類似点、相違点に照明をあてる。人間が自ら生存を欲する限り、最小限の自明な事実はつぎのような点にあるであろう。1. 人間の傷つきやすさ。2. おおよその平等性。3. 限られた利他主義。4. 限られた資源。5. 限られた理解力と意思の強さ。初めの3点は人間的自然の事実で静的なルールの世界であるが、4. は社会的自然でここで人間は分業・交換・約束・責務を発生させ、動的なルールの世界となる。5. の状況下で「制裁」が本質的必要物となる。こうした提示が鋭く手堅い論理で展開されてゆく。
    その後、道徳哲学、政治哲学、社会学にも影響を与え、ドゥオーキン、ロールズ、ノージックとの論争の出発点となった。

    [初版1976年2月28日発行]
    • A5判 タテ210mm×ヨコ148mm/344頁
    • 定価 4752円(本体4400円)
    • ISBN 978-4-622-08821-9 C3032
    • 2019年05月16日発行
  • スターリン時代
    スターリン時代【第2版・新装版】
    [著者] ウォルター・G・クリヴィツキー   [訳者] 根岸隆夫  
    1941年2月、クリヴィツキーはワシントンのホテルで謎の死を遂げた。1930年代に西ヨーロッパ各地で活動していたソ連の多数のスパイを束ねる諜報機関の長だった。彼が遺した一冊の本がこの回想録である。
    ここにはヒトラーのドイツや、内戦のスペインに対してスターリンがとった政策と権謀術数が、ソヴィエト体制内部の現場から証言されている。また稀有な規模に拡大した粛清とその裁判の実態、そこで犠牲となった古参ボリシェヴィキ、赤軍の将軍たちの最期が戦慄をもって描かれている。
    1939年の刊行後、本書は一時その信憑性を疑われ、著者の実在も否定されていた。しかし今では、スターリンに対する最初の告発書のひとつとして、また現代史の第一級のドキュメントとして評価が定まり、1991年には遂にロシア語版が日の目を見た。半世紀をかけて、クリヴィツキーを欧米各地に追い求めてきた訳者による解説がその経緯を物語るだろう。

    [第1版1962年12月25日発行]
    [第2版1987年3月10日発行]
    • A5判 タテ210mm×ヨコ148mm/288頁
    • 定価 4860円(本体4500円)
    • ISBN 978-4-622-08822-6 C1031
    • 2019年05月16日発行
  • 一般言語学
    一般言語学【新装版】
    [著者] ロマーン・ヤーコブソン   [監修] 川本茂雄   [訳者] 田村すゞ子   [訳者] 村崎恭子   [訳者] 長嶋善郎   [訳者] 中野直子  
    〈「社会を全体として伝達理論に関連して解釈する」という前途洋々たる企てを開始したのは、レヴィ=ストロースであった。……それゆえに言語学と、経済学と、最期に親族および婚姻の研究とは、「戦略的に異なるレベルにおいて同一種の問題に接近し、事実同一の領域に属する。」……レヴィ=ストロースは、言語は上記の三レベルのすべてに介入すると、正しく強調している。〉
    構造言語学そして現代思想の形成に寄与した、言語学者による論文集。レヴィ=ストロースに影響を与えた著者ならではの「人類学者・言語学者会議の成果」にはじまり、失語症の問題、音韻論、文法、そして通信理論や翻訳や詩学と言語学との関連など、広範にわたる主題の全12編。

    [初版1973年3月15日発行]
    • A5判 タテ210mm×ヨコ148mm/328頁
    • 定価 6912円(本体6400円)
    • ISBN 978-4-622-08820-2 C3010
    • 2019年05月16日発行
  • 女性にとっての職業
    女性にとっての職業【新装版】
    [著者] ヴァージニア・ウルフ   [監訳] 出淵敬子   [監訳] 川本静子   [訳者] 奥山礼子   [訳者] 田崎由布子   [訳者] 早川敦子   [訳者] 前協子   [訳者] 村越麻子   [訳者] 山本優子  
    「こうしたことが、もし時間があったら、あなた方にお尋ねしたい問題です。実際、私が自分の職業上の経験を強調したとするなら、それらが、かたちは変わっても、あなた方の経験でもあると信じたからなのです。名目上は道が開かれているときでさえ――女性が医者や弁護士や公務員になるのを妨げるものはなにもないときでさえ――女性の行く手には、私が思うに、たくさんの幻や障害が立ちはだかっているのです。そうした幻や障害について話し合い、それらをはっきりさせることは、とても価値のある重要なことだと思います。そうすることによってのみ、労苦は分かち合うことができ、困難は解決することができるのですから。しかし、この他に、私たちが戦う目的を、話し合うことも重要です。戦う目的は承認済みではありません。絶えず問われ、吟味されなければなりません。全体の状況は――史上はじめて、私には分からないほどのさまざまな職業につかれている女性たちに現に囲まれたこのホールで、私の見るところ――とても興味深く重要な状況です。あなた方は、これまでずっと男性だけに独占されてきた家のなかで、自分だけの部屋を勝ち取られたのです。あなた方は、苦労や努力なくしてではありませんが、家賃を払うことができます。年に500ポンドを稼いでいらっしゃいます。しかし、この自由は手始めにすぎません。部屋はあなた方のものですが、その部屋にはまだ調度品がありません。家具を備えつけなければならないのです。飾りつけをしなければならないのです。分かち合わなければならないのです」
    (「女性にとっての職業」より)

    [初版1994年7月8日発行]
    • 四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/336頁
    • 定価 3456円(本体3200円)
    • ISBN 978-4-622-08823-3 C0098
    • 2019年05月16日発行
  • アウシュヴィッツの巻物 証言資料
    アウシュヴィッツの巻物 証言資料
    [著者] ニコラス・チェア   [著者] ドミニク・ウィリアムズ   [訳者] 二階宗人  
    ナチのユダヤ人絶滅収容所内に設置されたガス室は、移送されてきたユダヤ人から選別された囚人「ゾンダーコマンド」(特別作業班)によって稼動していた。彼らは人々がガス室へ送られるのに立会い、遺体の焼却や処理、清掃など、「地獄」の労働を担わされた。
    ゾンダーコマンドたちがひそかに書き残してアウシュヴィッツ収容所の火葬場の地中に埋めた記録、手記や手紙が戦後、数十年にわたって発掘されている。イディッシュ語やフランス語、ギリシア語などの言語で書かれ、内容も文体も体裁もさまざまである。ガス室の入り口から隠し撮りした写真もあった。
    やがて死の選別が自らにも下される恐怖のなかで、書くことは彼らの生を支え,同時にナチに対する抵抗でもあった。それは外部の他者、後世の人々とつながろうとする意志であり、ホロコーストがしばしば「表象不可能」と評されることへの根源的な反証となっている。
    ゾンダーコマンドの文書は旧約聖書の中でも特別な書とされる五書にちなんで「巻物」と呼ばれる。「巻物」の書き手たちはほとんど生きて還ることはなかった。
    彼らはなぜ、何を、どのように書いたのか。本書は「アウシュヴィッツの巻物」の全体像を詳しく考察した初めての書である。
    • A5判 タテ210mm×ヨコ148mm/416頁
    • 定価 6912円(本体6400円)
    • ISBN 978-4-622-08703-8 C1022
    • 2019年05月10日発行
  • 測りすぎ
    測りすぎ
    [著者] ジェリー・Z・ミュラー   [訳者] 松本裕  

    多くの人が漠然と感じているのは、業績評価が問題の本質を外れ、文脈を奪い、人間による判断の微妙さを軽視して、システムのメカニズムを知っている者だけの利益になっている、ということだ。本書は、この傾向がどこから来るのか、なぜこの傾向が非生産的なのか、なぜわれわれがそれを学ばないのか、をはっきりと説明している。…あらゆる管理職が読むべき本。
    ティム・ハーフォード(エコノミスト。『まっとうな経済学』)

    「測定基準の改竄はあらゆる分野で起きている。警察で、小中学校や高等教育機関で、医療業界で、非営利組織で、もちろんビジネスでも。…世の中には、測定できるものがある。測定するに値するものもある。だが測定できるものが必ずしも測定に値するものだとは限らない。測定のコストは、そのメリットよりも大きくなるかもしれない。測定されるものは、実際に知りたいこととはなんの関係もないかもしれない。本当に注力するべきことから労力を奪ってしまうかもしれない。そして測定は、ゆがんだ知識を提供するかもしれない――確実に見えるが、実際には不正な知識を」(はじめに)
    パフォーマンス測定への固執が機能不全に陥る原因と、数値測定の健全な使用方法を明示。巻末にはチェックリストを付す。
    • 四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/232頁
    • 定価 3240円(本体3000円)
    • ISBN 978-4-622-08793-9 C0033
    • 2019年04月26日発行
  • リベラリズムの系譜学
    リベラリズムの系譜学
    [著者] 中村隆文  
    私たち人間は常に「自由」を求め、自らの人生の可能性を追求したり、幸福を実現するために、二千年以上にわたって「リベラリズム」という運動をつづけてきた。
    しかし、リベラリズムにおいて自由が保障されるということは、個々人がなんの足枷もなく自由に振る舞う、ということではない。リベラリズムは、政治に参加したり、公平に裁かれたりする権限・権利が保障されることを求め、同時にそれにふさわしい社会システムを必要とするのである。
    本書では「法の支配」という制御系システム、そして「民主主義」という駆動系システムという二つの柱に焦点をあて、これまでのリベラリズムがどのような社会システムの中で成り立ってきたのかを検討する。その二つの柱のバランスこそが、私たちが享受する「自由」を決定づけてきたのだ。
    私たちは、「リベラリズム」という運動をこれからも後世に託しつづけられるのだろうか? それとも、この運動そのものに終止符を打つのだろうか? 哲学者たちによる問題提起と解決の繰り返しの歴史から学び、これからの「自由」を考えるためのリベラリズム入門。
    • 四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/288頁
    • 定価 4104円(本体3800円)
    • ISBN 978-4-622-08792-2 C1010
    • 2019年04月16日発行