みすず書房

エマニュエル・レヴィナス

Emmanuel Levinas

1906年リトアニア生まれ。リトアニアとロシアで中等教育を受けたのち、1930年までフランスのストラスブール大学で哲学を学ぶ。1928-29年、ドイツのフライブルクに滞在、フッサールとハイデガーの下で現象学を研究する。その後フランスに帰化。戦後は東方イスラエル師範学校長、ポワチエ、パリ・ナンテール、ソルボンヌ各大学の哲学教授をつとめる。1995年歿。著書は『フッサール現象学における直観の理論』(1930)『実存から実存者へ』(1947)『全体性と無限』(1961)『困難な自由』(1963)『タルムード四講話』(1963)『他者のユマニスム』(1972)『固有名』(1976)『存在するとは別の仕方で あるいは存在することの彼方へ』(1978)『倫理と無限』(1982)『死と時間』(1993)等がある。