みすず書房

宮田恭子

みやた・きょうこ

1934年、石川県に生まれる。東京大学教養学部教養学科イギリス分科を経て、1969年、大学院人文科学研究科比較文学比較文化修士課程を修了。元玉川大学教授。1964年、「アイリス・マードック『鐘』試論」によりシェイクスピア賞受賞。著書『ジョイス研究』(小沢書店、1989)、『ジョイスの都市』(小沢書店、1989)、『ウルフの部屋』(みすず書房、1992)、『ジョイスのパリ時代』(みすず書房、2006)、『ジョイスと中世文化』(みすず書房、2009)、『ルチア・ジョイスを求めて——ジョイス文学の背景』(みすず書房、2011)。訳書 S・ジョイス『兄の番人——若き日のジェイムズ・ジョイス』(みすず書房、1993)、R・エルマン『ジェイムズ・ジョイス伝1・2』(みすず書房、1996)、V・ウルフ『ロジャー・フライ伝』(みすず書房、1997)、F・スポールディング『ヴァネッサ・ベル』(みすず書房、2000)、J・ジョイス『抄訳 フィネガンズ・ウェイク』(集英社、2004)U・オコナー編著『われらのジョイス』(みすず書房、2010)。