みすず書房

根岸隆夫

ねぎし・たかお

翻訳家。フランス政府給付留学生としてパリの国立政治学院で欧州政治史を学ぶ。長くドイツとフランスに住み、二大戦間(1930年代)の欧州政治、とくに全体主義に関心をもつ。パリ1968年5月、プラハの春、ベルリンの壁の崩壊、ソ連の自壊に遭遇。訳書 トロツキー『テロリズムと共産主義』(現代思潮社、1970)、クリヴィツキー『スターリン時代:元ソヴィエト諜報機関長の記録』(第2版、1987)、ポレツキー『絶滅された世代:あるソヴィエト・スパイの生と死』(1989)、リード/フィッシャー『ヒトラーとスターリン:死の抱擁の瞬間』(上下、2001、合本2022)、ジェラテリー『ヒトラーを支持したドイツ国民』(2008)、ザスラフスキー『カチンの森:ポーランド指導階級の抹殺』(2010、新装版2022)、ビーヴァー『スペイン内戦:1936-1939』(上下、2011)、ネイマーク『スターリンのジェノサイド』(2012)、ヴェルト『共食いの島:スターリンの知られざるグラーグ』(2019)、いずれもみすず書房。