みすず書房

松浦寿輝

まつうら・ひさき

1954年東京生まれ。詩人、小説家、批評家。東京大学大学院総合文化研究科教授。詩集:『ウサギのダンス』(七月堂、1982)、『冬の本』(青土社、1987、高見順賞)、『現代詩文庫 松浦寿輝詩集』(思潮社、1992)、『鳥の計画』(思潮社、1993)ほか。小説:『幽』(講談社、1999)、『花腐し』(講談社、2000、芥川賞)、『巴』(新書館、2001)、『半島』(文藝春秋、2004、読売文学賞)、『そこでゆっくりと死んでいきたい気持をそそる場所』(新潮社、2004)ほか。評論・エッセイ:『口唇論』(青土社、1985)、『スローモーション』(思潮社、1987)、『映画n-1』(筑摩書房、1987)、『平面論』(岩波書店、1994、渋沢クローデル賞)、『エッフェル塔試論』(筑摩書房、1995、吉田秀和賞)、『折口信夫論』(太田出版、1995、三島由紀夫賞)、『青天有月』(思潮社、1996)、『謎・死・閾』(筑摩書房、1997)、『表象と倒錯』(筑摩書房、2001)、『官能の哲学』(岩波書店、2001)、『散歩のあいまにこんなことを考えていた』(文藝春秋、2006)、『青の奇蹟』(みすず書房、2006)ほか。訳書:ブレッソン『シネマトグラフ覚書』(1987、筑摩書房)、『アルトー/デリダ デッサンと肖像』(みすず書房、1992)ほか。