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カール・シュミット

Carl Schmitt

1888年生まれ。ドイツの政治学者・公法学者。ベルリン、ミュンヒェン、シュトラースブルクで学び、1916年「国家の価値と個人の意義」で教授資格取得。同年『テーオドア・ドイブラの「北極光」』発表。21-28年ボン大学教授、28-33年ベルリン商科大学教授、33年ケルン大学教授を経て、33-45年ベルリン大学正教授となる。第一次大戦後のドイツ、ヨーロッパにおけるヴァイマル体制、ヴェルサイユ体制を批判し、神的なものを欠いた思想状況に〈決断〉をくだすべき独裁者の必然性を示したり、敵と味方を峻別する〈政治〉概念を規定する。法学における一連の彼の議論は、ナチス体制による独裁を思想的に先取りしている。この期の著作には、19年『政治的ロマン主義』(邦訳、未來社、25年の第二版邦訳、みすず書房)、21年『独裁』(邦訳、未來社)、22年『政治神学』(同)、23年『現代議会主義の精神史的地位』(邦訳、みすず書房)、24年『ローマ・カトリシズムと政治形式』、28年『憲法論』(邦訳、みすず書房)、『政治的なものの概念』(邦訳、未來社)、31年『憲法の番人』、32年『合法性と正当性』(邦訳、未來社)などがある。またこの間、27年よりエルンスト・ユンガーと終生にわたる交流をはじめる。31年娘アニマ誕生(81年死亡)。33年5月1日ナチス入党、ナチス政権下で法学界の重鎮となるも、36年親衛隊による攻撃を受け主流からはずれる。その後、38年『トーマス・ホッブズの国家論におけるリヴァイアサン』、42年『陸と海と』(邦訳、福村出版)などを発表。第二次大戦後逮捕されニュルンベルク裁判の一環で尋問を受けたが不起訴。その後は生地プレッテンベルクに隠棲し、著述活動をつづける。50年『獄中からの挨拶』、『大地のノモス』(邦訳、福村出版)、56年『ハムレットもしくはヘカベ』(邦訳、みすず書房)、63年『パルチザンの理論』(邦訳、ちくま学芸文庫)、70年『政治神学再論』(邦訳、福村出版)。1985年4月、生まれ故郷ヴェストファーレン州ブレッテンベルクで死去。また、90年代に入っても、論文集、書簡集などが間歇的に出版されている。


 

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