みすず書房

安冨歩

複雑系経済学、社会生態学。東京大学東洋文化研究所教授。1963年生まれ。社会というシステムを、共依存的に生滅する出来事を要素としてそこに創発する構造と捉え、その共依存的生滅の論理を探っている。動的な科学的思考法の確立をめざす。著書『「満洲国」の金融』(創文社、1997)、『複雑さを生きる』(岩波書店、2006)ほか。