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ローレンス・ヴァン・デル・ポスト

Laurens van der Post

1906-1996。南アフリカのフィリッポリスに生まれる。作家、探検家、思想家。幼年時代を南アフリカで過ごし、1920年代末に渡英、ブルームズベリー・グループのメンバーとして、『ある国にて』(In a Province, 1934, 戸田章子訳、みすず書房)で文壇にデビューする。39年に英陸軍に入隊、43年、旧日本軍の捕虜となる。日本軍降伏後、東南アジア地域連合軍総司令官マウントバッテン将軍の幕僚として、バタヴィア(現ジャカルタ)のイギリス公使館付陸軍武官を務め、インドネシアの民族主義者とオランダ植民地政府の調停にあたった。その経緯は亡くなる年に発表された歴史的回想録『提督の赤ちゃん』(The Admiral’s Baby, 1996)に詳しい。戦後第一作の『内奥への旅』(Venture to the Interior, 1951)と『カラハリの失われた世界』(The Lost World of the Kalahari, 1958)の二冊の旅行記は初版が刊行されるや欧米で一躍ベストセラーとなり、後者は同名のドキュメンタリー映画(1956)も好評を博した。49年、妻インガレット・ギファードを通じて深層心理学者C・G・ユングと出会い、晩年のユングとの親交の産物である『ユングとわれらの時代の物語』(Jung and the Story of Our Time, 1976)を著わした。ヴァン・デル・ポスト卿はチャールズ英皇太子の精神的な後見人、サッチャー首相の特別顧問の役割を果たしたことでも知られる。47年にCBE、81年にナイト爵に叙せられる。


 

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