みすず書房

ジルケ・フォン・ベルスヴォルト=ヴァルラーベ

Silke von Berswordt-Wallrabe

1970年、ドイツ、エッセン市生まれ。美術史家。ボッフム・ルール大学で美術史、近代史、パリ・ソルボンヌ大学で美術史を学ぶ。フライブルク・アルベルト=ルートヴィヒ大学美術史学科博士課程修了。その博士論文が『李禹煥 他者との出会い——作品に見る対峙と共存』〔水沢勉訳、みすず書房、2016〕であり、李禹煥をテーマとするこの論文は、2007年同大学哲学部ヴェッツシュタイン賞受賞。ボッフム・ルール大学美術コレクションにおけるジトゥアツィオン・クンスト財団理事長。アッバス・キアロスタミ、リチャード・セラ、邱世華、レオン・ポルク・スミス、クロード・ヴィアラについてのモノグラフィなど現代美術に関する著書多数。