みすず書房

高野麻子

たかの・あさこ

1981年、東京生まれ。一橋大学大学院社会学研究科地球社会研究専攻修士課程修了。同博士課程単位取得退学、博士(社会学)。日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、明治薬科大学薬学部講師。専門は歴史社会学、移動研究。著書 『指紋と近代——移動する身体の管理と統治の技法』(みすず書房、2016年)。主要業績 「定住と移動の溶解——移動する身体/意味づけられる身体」(伊豫谷登士翁編『移動という経験——日本における「移民」研究の課題』所収、有信堂高文社、2013年)「『満洲国』における移動する労働者の管理と指紋法」(『年報社会学論集』、関東社会学会、25号、2012年)。