みすず書房

富田武

とみた・たけし

1945年福島県生まれ。東京大学法学部卒業。成蹊大学名誉教授。ロシア・ソ連政治史、日ソ関係史、シベリア抑留。著書『スターリニズムの統治構造――1930年代のソ連の政策決定と国民統合』(岩波書店1996)『戦間期の日ソ関係――1917-1937』(岩波書店2010)『シベリア抑留者たちの戦後――冷戦下の世論と運動 1945-56年』(人文書院2013)『語り継ぐシベリア抑留』(共著、群像社2016)『シベリア抑留――スターリン独裁下、「収容所群島」の実像』(中公新書2016、アジア・太平洋賞特別賞)『日本人記者の観た赤いロシア』(岩波書店2017)『歴史としての東大闘争――ぼくたちが闘ったわけ』(ちくま新書2019)『シベリア抑留者への鎮魂歌』(人文書院2019)『日ソ戦争 1945年8月――棄てられた兵士と居留民』(みすず書房2020)『日ソ戦争 南樺太・千島の攻防――領土問題の起源を考える』(みすず書房2022)。編書『シベリア抑留関係資料集成』(共編、みすず書房、2017)。訳書 バーシェイ『神々は真っ先に逃げ帰った――棄民棄兵とシベリア抑留』(人文書院2020)ほか。