みすず書房

小野寺拓也

おのでら・たくや

1975年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。昭和女子大学人間文化学部を経て、現在、東京外国語大学世界言語社会教育センター講師。専門はドイツ現代史。著書に『野戦郵便から読み解く「ふつうのドイツ兵」——第二次世界大戦末期におけるイデオロギーと「主体性」』(山川出版社、2012)、共著に『20世紀の戦争——その歴史的位相』(メトロポリタン史学会編、有志舎、2012)、訳書にS・ナイツェル/H・ヴェルツァー『兵士というもの——ドイツ兵捕虜盗聴記録に見る戦争の心理』(みすず書房、2018)、J・プランパー『感情史の始まり』(共訳、森田直子監訳、みすず書房、2020)、R・ミュールホイザー『戦場の性——独ソ戦下のドイツ兵と女性たち』(共訳、姫岡とし子監訳、岩波書店、2015)などがある。