みすず書房

赤嶺淳

あかみね・じゅん

一橋大学大学院社会学研究科教授。専門は東南アジア地域研究・食生活誌学。ナマコ類と鯨類を中心に野生生物の管理と利用(消費)の変容過程をローカルな文脈とグローバルな文脈の絡まりあいに注目し、あきらかにしてきた。著書に『ナマコを歩く——現場から考える生物多様性と文化多様性』(新泉社、2010)『鯨を生きる——鯨人の個人史・鯨食の同時代史』(吉川弘文館、2017)『生態資源——モノ・場・ヒトを生かす世界』(山田勇・平田昌弘との共編著、昭和堂、2018)など。訳書にアナ・チン『マツタケ』(みすず書房、2019)など。