みすず書房

内村祐之

うちむら・ゆうし

1897(明治30)年、東京に生れる。大正12年東京大学医学部卒業。東京大学精神科、松沢病院を経て昭和2年北海道大学教授。昭和11年東京大学精神医学教室主任教授兼松沢病院長。昭和33年東京大学教授退官。昭和35年国立精神衛生研究所長。東京大学名誉教授、財団法人神経研究所名誉所長、同顧問、日本学士院会員など歴任。医学博士。昭和55年9月17日逝去。著書に『傑出人脳の研究』『精神医学教科書(上巻)』『精神鑑定』『わが歩みし精神医学の道』『精神医学の基本問題』『鑑三・野球・精神医学』など。訳書にヤスペルス『精神病理学総論』、クレッチマー『天才人』『天才の心理学』など。