1942年ローマ生まれの哲学者。イタリアのマチェラータ大学、ヴェローナ大学、ヴェネツィア建築大学ほか、フランスのコレージュ・アンテルナシオナル・ド・フィロゾフィーやスイスのユーロピアン・グラデュエイト・スクールなどでも教えた。主要著書は『ホモ・サケル』(1995)を嚆矢に『身体の使用』(2014)をもって完結する《ホモ・サケル》シリーズ全9巻。ほかに『中味のない人間』(1970)『スタンツェ』(1977)『幼児期と歴史』(1980)『言葉と死』(1982)『到来する共同体』(1990)『目的のない手段』(1995)『残りの時』(2000)、『思考の潜勢力』(2005)『事物のしるし』(2008)『哲学とはなにか』(2016)『カルマン』(2017)『書斎の自画像』(2017)など多数。
ジョルジョ・アガンベン
Giorgio Agamben