みすず書房

岡野憲一郎

おかの・けんいちろう

1956年千葉県生まれ。精神科医/精神分析家。東京大学医学部卒。医学博士。1982年に精神科医となり、1987年から2004年まで米国で臨床活動、および精神分析家としてのトレーニングを経験。帰国後は聖路加国際病院、山王病院、三田病院で精神科医として勤務。国際医療福祉大学の心理学専攻の立ち上げにかかわり、現教授。精神科薬物療法や精神療法一般を専門にし、特にPTSDや解離性障害、人格障害、社交恐怖症などの治療経験を多くもつ。著書に、『心のマルチ・ネットワーク』(講談社現代新書)『自然流精神療法のすすめ』(星和書店)『気弱な精神科医のアメリカ奮闘記』(紀伊國屋書店)『恥と自己愛の精神分析』『治療的柔構造』『外傷性精神障害』『新外傷性精神障害』『解離性障害』『続解離性障害』(以上、岩崎学術出版社)『心理療法/カウンセリング 30の心得』(みすず書房)他。