みすず書房

小倉康寛

おぐら・やすひろ

1982年、千葉県生まれ。市川市と千葉市を往復して育つ。19世紀フランス文学(詩学)、フランス美術史(彫刻)を専門にする。2006年、青山学院大学卒業。2009年から2014年までパリ第8大学へ留学。日本学術振興会特別研究員(DC)、日本学生支援機構専門調査員を経て、2017年、一橋大学にて博士号(学術)を取得。現在、同学特別研究員。著書『ボードレールの自己演出——『悪の花』における女と彫刻と自意識』(みすず書房、2019)。論文に「1855年、万国博覧会の中国展」や「ボードレールにおけるヴィンケルマン主義の受容」などがある。