みすず書房

飯田芳弘

1966年長野県生まれ。東京大学法学部卒業。東京大学法学部助手、学習院大学法学部専任講師を経て、現在学習院大学法学部教授。この間、テュービンゲン大学歴史学部とベルリン自由大学フリードリヒ・マイネッケ研究所で客員研究員を務めた。専攻はドイツを中心とする近現代ヨーロッパの政治史。著書に『指導者なきドイツ帝国——ヴィルヘルム期ライヒ政治の変容と隘路』(東京大学出版会、1999年)、『想像のドイツ帝国——統一の時代における国民形成と連邦国家建設』(東京大学出版会、2013年)、『改訂新版 ヨーロッパ政治史』(放送大学教育振興会、2010年)、『忘却する戦後ヨーロッパ——内戦と独裁の過去を前に』(東京大学出版会、2018年)などがある。訳書にランゲヴィーシェ『統一国家なき国民――もう一つのドイツ史』(みすず書房、2023年)。