1957年埼玉県生まれ。東京都立大学大学院博士課程満期退学。ドイツ文学専攻。東京農工大学、東京都立大学を経て日本大学文理学部ドイツ文学科教員。著書に『ルカーチ』(講談社、1998)、訳書にシヴェルブシュ『知識人の黄昏』(法政大学出版局、1990)、ハイン『僕はあるときスターリンを見た』(共訳、みすず書房、1991)、ケストナー『大きなケストナーの本』(共訳、マガジン・ハウス、1995)、シュミット『ハムレットもしくはヘカベ』(みすず書房、1998)『アーレント=ブリュッヒャー往復書簡』(共訳、みすず書房、2014)、ベルンハルト『樵る:激情』(河出書房新社、2022)、アメリー『老いについて』(みすず書房、2024)ほか。
初見基
はつみ・もとい