みすず書房

ダニエル・バレンボイム

Daniel Barenboim

1942年ロシア系ユダヤ人の移民の子としてブエノスアイレスに生まれる。1952年にイスラエルに移住。1957年にピアニストとしてデビュー、1962年から指揮者としての活動をはじめ、1975年にパリ管弦楽団の音楽監督に就任(89年まで)、1981年以降はバイロイト音楽祭の指揮者としてほぼ毎年参加、1991年にシカゴ交響楽団の音楽監督、92年にはベルリン国立歌劇場音楽総監督に就任。世界を代表するピアニスト・指揮者である。著書に『ダニエル・バレンボイム自伝——音楽に生きる』(増補改訂版、音楽之友社、2003)がある。