みすず書房

ヘンリー・ヒッチングズ

Henry Hitchings

1974年生まれ。イギリスの作家・批評家。王室奨学生としてイートン校に学んだのち、オックスフォード大学クライストチャーチ・カレッジに進む。ロンドン大学で博士号取得。デビュー作Dr Johnson’s Dictionary: The Extraordinary Story of the Book that Defined the World (2005, 『ジョンソン博士の『英語辞典』』田中京子訳、みすず書房)は、言語および文化史をテーマとしたナラティブ・ノンフィクションとして高い評価を得、そのアメリカ版はモダン・ランゲージ・アソシエーション(MLA)より、その年にもっとも優れた独自の仕事をなした研究者に与えられる賞を授与された。ほかに、How to Really Talk About Books You Haven’t Read (2008, 『世界文学を読めば何が変わる?』田中京子訳、みすず書房)、The Secret Life of Words: How English Became English (2008)、The Language Wars: A History of Proper English (2011, 『英語化する世界、世界化する英語』田中京子訳、みすず書房)、Sorry! The English and their Manners (2013)など、新鮮な切り口の英語と英文学についての著作がある。