みすず書房

別府宏圀

べっぷ・ひろくに

1964年東京大学医学部卒業、東京都立神経病院神経内科部長、都立北療育医療センター院長、横浜総合健診センター・新横浜ソーワクリニック院長などを経て、現在、横浜ソーワクリニック勤務。専門は神経内科。臨床医として勤務する傍ら、製薬企業から独立した立場で医薬品の監視・情報収集・開示に取り組んできた。1985年、医薬品・治療研究会を組織し1986年日本初の独立医薬品情報誌『正しい治療と薬の情報』(TIP)を創刊、以来2014年まで同誌編集長を務めた。International Journal of Risk and Safety in Medicine誌編集委員(1990-95年)、British Medical Journal誌編集委員(1997-2000年)、NGO薬害オンブズパースン会議(副代表、1997年―現在)、NPO DIPEx-Japan 健康と病いの語り(代表、2006年―現在)など。日本臨床薬理学会/日本薬剤疫学会名誉会員。主な著書に『医者が薬を疑うとき』(亜紀書房)、訳書に世界のエッセンシャルドラッグ──必須医薬品』(三省堂)他。監訳書にホーランド/ローゼンバーグ/イオリオ『子宮頸がんワクチン問題』(みすず書房)。