1923-2014。南アフリカのジョハネスバーグ近くのスプリングスで、ユダヤ系移民の子として生まれる。11歳のとき以来学校には通わず、20歳になってはじめてジョハネスバーグのヴィットヴァテルスラント大学に1年間、聴講生として通う。25歳のとき、短編集『顔と顔を合わせて』(1949)で本格的なデビュー。最初の長編小説は『いつわりの日々』(1953)。その後、12作の長編小説、200以上の短編作品を発表。『保護管理人』でブッカー賞受賞。1991年、ノーベル文学賞受賞。邦訳『ブルジョワ世界の終わりに』『マイ・サンズ・ストーリー』(スリーエーネットワーク)、『ゴーディマ短篇小説集 Jump』『現代アフリカの文学』『ナディン・ゴーディマは語る アフリカは誰のものか』(岩波書店)、『バーガーの娘』『この道を行く人なしに』『いつか月曜日に、きっと』(みすず書房)ほか。
ナディン・ゴーディマ
Nadine Gordimer