みすず書房

笠原嘉

かさはら・よみし

1928年神戸に生れる。京都大学医学部卒業。精神医学専攻。名古屋大学名誉教授、桜クリニック名誉院長。著書『精神科医のノート』(みすず書房 1976)『青年期』(中公新書 1977)『ユキの日記』(みすず書房 1978)『不安の病理』(岩波新書 1981)『精神病と神経症』(みすず書房 1984)『アパシー・シンドローム』(岩波書店 1984)『退却神経症』(講談社現代新書 1988)『外来精神医学から』(みすず書房 1991)『軽症うつ病』(講談社現代新書 1996)『精神病』(岩波新書 1998)『うつ病臨床のエッセンス』(みすず書房 2009)『外来精神医学という方法』(みすず書房 2011)『再び「青年期」について』(みすず書房 2011)『精神科と私——二十世紀から二十一世紀の六十年を医師として生きて』(中山書店 2012)『境界例研究の50年』(みすず書房 2012)『「全体の科学」のために』(みすず書房、2013)。編著『青年の精神病理』(弘文堂 1976)『精神の科学』(岩波講座 1983)『異常心理学講座』(みすず書房 1987)。訳書 ボス『精神分析と現存在分析論』(1962)『夢』(1970) グリーン『分裂病の少女 デボラの世界』(1971)『手のことば』(1974) レイン『ひき裂かれた自己』(1971)『狂気と家族』(1972) サルズマン『強迫パーソナリティ』(1985) サールズ『ノンヒューマン環境論』(1988)(共訳、以上みすず書房)。