みすず書房

アルフレッド・W・クロスビー

Alfred W. Crosby

1931年、ボストンに生まれる。1961年にボストン大学にて博士号取得。ワシントン州立大学、テキサス大学をはじめ、私立イェール大学、ハワイ大学、フィンランドのヘルシンキ大学などで教鞭を執りつつ、研究に従事。テキサス大学教授退官後も精力的に研究・執筆活動を続けている。専門はアメリカ史、地政学、生態学的歴史学。著書に、Throwing Fire : Projectile Technology through History (2001) ; The Measure of Reality : Quantification in Western Europe, 1250-1600 (1998) (小沢 千重子訳『数量化革命』、紀伊国屋書店、2003); Germs, Seeds, and Animals: Studies in Ecological History (Sources and Studies in World History) (1994) ; Ecological Imperialism : The Biological Expansion of Europe, 900-1900 (1993)(佐々木昭夫訳『ヨーロッパ帝国主義の謎——エコロジーから見た10-20世紀』、岩波書店、1998)ほか。