みすず書房

香川由紀子

かがわ・ゆきこ

1970年名古屋に生まれる。1993年東京女子大学現代文化学部言語文化学科卒業。2008年名古屋大学大学院国際言語文化研究科満期退学、博士(文学)。日英比較文化、ジェンダー論、日本語教育。韓国淑明女子大学校助教授を経て、現在、名古屋大学非常勤講師、愛知大学非常勤講師。訳書 K・フォックス『イングリッシュネス』『さらに不思議なイングリッシュネス』(共訳、みすず書房、2017)。論文「河合鞠子訳「ピーターパン物語」に見る日本少女文化」(日本児童文学学会中部支部『児童文学論叢』9号、2003)、「イギリス小説に描かれた女性の手仕事——Vanity Fair, Adam Bede, Middlemarch, The Mill on the Floss」(『東京女子大学紀要論集』61巻2号、2011)、「近代における“fairy”の翻訳と受容——日本の人々の“fairy”受容におけるラフカディオ・ハーンの影響」(日本イギリス児童文学会『Tinker Bell』No. 60、2015)他。