みすず書房

木庭顕

こば・あきら

1951年、東京に生まれる。1974年、東京大学法学部卒業。東京大学名誉教授。専門はローマ法。「政治・デモクラシー・法の歴史的基盤の探究」の傑出した業績により、2018年度朝日賞受賞。著書に、三部作『政治の成立』(1997)『デモクラシーの古典的基礎』(2003)『法存立の歴史的基盤』(2009、日本学士院賞受賞、以上東京大学出版会)、『ローマ法案内——現代の法律家のために』(羽鳥書店、2010、[新版]勁草書房、2017)、『現代日本法へのカタバシス』(羽鳥書店、2011、[新版]みすず書房、2018)、『[笑うケースメソッド]現代日本民法の基礎を問う』(2015)『[笑うケースメソッド II]現代日本公法の基礎を問う』(2017、以上勁草書房)、『法学再入門 秘密の扉 民事法篇』(有斐閣、2016)、『憲法9条へのカタバシス』(みすず書房、2018)、『誰のために法は生まれた』(朝日出版社、2018)、『モミッリャーノ 歴史学を歴史学する』(編訳、みすず書房、2021)、『人文主義の系譜』(法政大学出版局、2021)、『クリティック再建のために』(講談社、2022)、『憲法の土壌を培養する』(共編著、日本評論社、2022)ほか。