東京都駒込生まれ。東京大学教育学部卒、教育学博士(東京大学)。現職は京都大学大学院教育学研究科教授。専攻は植民地教育史、台湾近現代史。単著に『植民地帝国日本の文化統合』(岩波書店、1996)、『世界史のなかの台湾植民地支配――台南長老教中学校からの視座』(岩波書店、2015)、編著に『生活綴方で編む「戦後史」――〈冷戦〉と〈越境〉の1950年代』(岩波書店、2020)、『「私物化」される国公立大学』(岩波書店、2021)、『台湾と沖縄 帝国の狭間からの問い――「台湾有事」論の地平を越えて』(みすず書房、2024)等。訳書に呉叡人『台湾、あるいは孤立無援の島の思想――民主主義とナショナリズムのディレンマを越えて』(みすず書房、2021)。
駒込武
こまごめ・たけし