1913年生まれ。グラスゴー大学で造船学を学ぶ。木造船と鉄鋼船の造船所に勤務。第二次世界大戦の勃発と共にファーンボロの国立航空研究所に移る。民間企業を経て、1962年、ウォルサム・アビーにある試験部門の所長として政府機関に復帰。ケンブリッジ大学チャーチル・カレッジの客員研究員を経てレディング大学の材料工学の教授となり、のちに同大学名誉教授。航空機用プラスチック材料にかんする業績に対して英国航空学会の銀メダルを、また材料科学への貢献に対して材料科学協会のグリフィス賞を授賞。著書に『構造の世界』(石川廣三訳、みすず書房)。1998年に死去。タイムズ紙の訃報は次のように紹介している。「材料科学の草分けの一人。この分野で文芸作品としてもきわめて優れた2冊の本を書き……これらは読んで楽しく、かつ多くの情報が盛り込まれ、専門家から学生まで読者を夢中にさせた」。
ジェームズ・E・ゴードン
James E. Gordon