みすず書房

今野真二

こんの・しんじ

1958年神奈川県生まれ。1986年早稲田大学大学院博士課程後期退学。高知大学助教授を経て、現在は清泉女子大学教授。『仮名表記論攷』(清文堂出版)で金田一京助博士記念賞受賞。著書に『百年前の日本語』(岩波新書、2012)、『正書法のない日本語』(岩波書店、2013)、『かなづかいの歴史』(中公新書、2014)、『常用漢字の歴史──教育、国家、日本語』(中公新書、2015)、『日本語の歴史』(河出書房新社、2015)、『盗作の言語学』(集英社新書、2015)、『北原白秋』(岩波新書、2017)、『漢字とカタカナとひらがな』(平凡社新書、2017)、『言霊と日本語』(ちくま新書、2020)、『うつりゆく日本語をよむ』(岩波新書、2021)、『「鬱屈」の時代をよむ』(集英社新書、2023)、『日本とは何か――日本語の始源の姿を追った国学者たち』(みすず書房、2023)ほか。