みすず書房

ショーン・B・キャロル

Sean B. Carroll

1960年生まれ。メリーランド大学特別栄誉教授、ウィスコンシン大学マディソン校名誉教授。専門は進化発生生物学。著述、映画制作などでサイエンスコミュニケーターとしても活躍する。2007年、著書The Making of the Fittest(『適者はいかに作られる──DNAで読み解く進化の仕組み』渡辺政隆訳、みすず書房、2025)によりファイ・ベータ・カッパ賞受賞。また2010年にスティーヴン・ジェイ・グールド賞、2012年にベンジャミン・フランクリン・メダル(生命科学部門)、2016年にルイス・トマス賞受賞。邦訳された著書にそのほか『DNAから解き明かされる形づくりと進化の不思議』(共著、上野直人・野地澄晴監訳、羊土社、2003)、『シマウマの縞 蝶の模様──エボデボ革命が解き明かす生物デザインの起源』(渡辺政隆・経塚淳子訳、光文社、2007)、『セレンゲティ・ルール──生命はいかに調節されるか』(高橋洋訳、紀伊國屋書店、2017)がある。