1955年大阪生まれ。同志社大学文学研究科哲学・倫理学専攻博士課程満期退学。パリ第8大学博士課程中退。前神戸市看護大学教授。現在 同志社大学非常勤講師。著書『哲学的なものと政治的なもの』(青土社、2010)、『来るべき民主主義』(共著、藤原書店、2003)、『メルロ=ポンティ読本』(編著、法政大学出版局、2018)ほか。訳書 バリバール『市民権の哲学』(青土社、2000)、デリダ『友愛のポリティクス』(共訳、 みすず書房、2003)、ランシエール『不和あるいは了解なき了解』(共訳、インスクリプト、2004)、メルロ=ポンティ『自然――コレージュ・ド・フランス講義ノート』(共訳、みすず書房、2020)、同『コレージュ・ド・フランス講義草稿』(共訳、みすず書房、2019)、同『子どもの心理-社会学――ソルボンヌ講義 2』(共訳、みすず書房、2023)、トビ・ナタン『他者の狂気──臨床民族精神医学試論』(共訳、みすず書房、2005)ほか。
松葉祥一
まつば・しょういち