1806年5月20日-1873年5月8日。イギリスの哲学者・経済学者。ジェームズ・ミルの長男として幼時より父から古典教育を受ける。十代から長年にわたって東インド会社で勤務。そのかたわら多分野におよぶ著作によって、同時代と後世の社会民主主義・自由主義思想に多大な影響を与えた。ベンサム、リカード、ヒュームらとの知的交流や社会改革の情熱はよく知られるところで、日本でも明治期からよく読まれた著作家である。著書『論理学体系』『経済学原理』(以上、春秋社)『功利主義論』(中公バックス)『自由論』(光文社古典新訳文庫)など。
ジョン・スチュアート・ミル
John Stuart Mill