みすず書房

コラム・マッキャン

Colum McCann

1965年、アイルランドのダブリン生まれ。地元のジャーナリスト専門学校卒業後、『アイリッシュ・プレス』紙などに記事を書く。小説家を目指してアメリカに渡、北米大陸を自転車で放浪、その後テキサス大学で英文学を学ぶ。93年に来日、京都と北九州で英語教師として働くかたわらアジア各国を旅する。94年頃からニューヨークで本格的に文筆活動をはじめる。2003年には『エスクァイア』誌のWriter of the yearに選出。その他受賞歴多数。代表作に、長編小説This Side of Brightness(1998年)、Dancer(2003年)、Zoli(2006年)、短編集Fishing the Sloe-Black River(1994年)など。著作はこれまで26ヵ国で翻訳出版されている。ニューヨーク在住。