1967年生まれ。精神科医。国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部長。1993年佐賀医科大学卒。横浜市立大学医学部附属病院精神科、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所司法精神医学研究部、同研究所自殺予防総合対策センターなどを経て、2015年より現職。著書『自傷行為の理解と援助』(日本評論社 2009)『自分を傷つけずにはいられない』(講談社 2015)『もしも「死にたい」と言われたら』(中外医学社 2015)『薬物依存症』(ちくま新書 2018)『誰がために医師はいる』(みすず書房 2021、第70回日本エッセイスト・クラブ賞受賞)『酒をやめられない文学研究者とタバコをやめられない精神科医が本気で語り明かした依存症の話』(共著、太田出版 2024)『身近な薬物のはなし』(岩波書店 2025)他多数。訳書 ターナー『自傷からの回復』(監修、みすず書房 2009)フィッシャー『依存症と人類』(監訳、みすず書房 2023)ハート『薬物戦争の終焉』(監修、みすず書房 2025)他多数。
松本俊彦
まつもと・としひこ