みすず書房

森於菟

もり・おと

明治23年(1890)に森鷗外の長男として東京上野に生まれる。昭和42年(1967)没。東京帝大医科大学を卒業。同大学医学部助教授を経て、台北帝大医学部教授、医学部長を勤め、戦後は東邦大学医学部教授・部長。東邦大学名誉教授。医学研究のかたわら多くの随筆を執筆する。主な著作として、『父親としての森鷗外』『解剖台に凭りて』『屍室断想』などがある。