みすず書房

美田稔

みた・みのる

1929年広島に生れる。駐日ベルギー大使館勤務を経て、翻訳に従事。特にテイヤールの翻訳に専念し、日本テイヤール研究会代表を務めた。現代フランス思想専攻。2016年歿。訳書 トレモンタン『テイヤール・ド・シャルダン』(新潮社、1966)バジール『人間回復の経営学』(共訳、三省堂、1969)テイヤール『現象としての人間』(みすず書房、1964、改訳『テイヤール・ド・シャルダン著作集』1所収、1969、新版2011)テイヤール『ザンタ女史への手紙』(アポロン社、1972)キュエノ『テイヤールの生涯1・2』(共訳、みすず書房、1974、1975)ウィルディールス『科学と信仰——テイヤール・ド・シャルダン』(第三文明社、レグルス文庫、1981)テイヤール『新訳 神の場——内面生活に関するエッセイ』(五月書房、2006)ほか。