1974年、三重県に生まれる。1997年、京都大学文学部卒業。2002年、京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。2006年、文学博士(京都大学)。現在、信州大学人文学部教授(専攻/西洋哲学・倫理学)。著訳書に『哲学しててもいいですか?――文系学部不要論へのささやかな反論』(2017)、『若者のための〈死〉の倫理学』(2013。以上、ナカニシヤ出版)、『新・カント読本』(共著:牧野英二編、第21章「カントにおける生と死の倫理」を担当、法政大学出版局、2018)、‘The World in which Everything is the Self’, in Jay Garfield (ed.), Wilfrid Sellars and Buddhist Philosophy (Routledge, 2019)、K・A・アッピア『コスモポリタニズム』(みすず書房、2022)、C・コースガード『義務とアイデンティティの倫理学』〔共訳〕(岩波書店、2005)などがある。
三谷尚澄
みたに・なおずみ