1958年、北海道小樽市に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。宗教学専攻。編集者・翻訳家。著書『死とは何か――宗教が挑んできた人生最後の謎』(中公新書、2024年)、『ビジュアルでわかるはじめての〈宗教〉入門』(河出書房新社、2023年)、『亜宗教――オカルト、スピリチュアル、疑似科学から陰謀論まで』(インターナショナル新書、2023年)、『宗教図像学入門』(中公新書、2021年)、『24の「神話」からよむ宗教』(日経ビジネス人文庫、2021年)、『教養としての宗教入門』(中公新書、2014年)、『宗教で読み解くファンタジーの秘密』I・II(トランスビュー、2014年)、『これから「ハリー・ポッター」の話をしよう』(サンガ、2010年)、『信じない人のためのイエスと福音書ガイド』(みすず書房、2010年)、『一Q禅師のへそまがり〈宗教〉論』(サンガ、2009年)、『信じない人のための〈法華経〉講座』(文春新書、2008年)、『信じない人のための〈宗教〉講義』(みすず書房、2007年)他多数。訳書 増澤知子『世界宗教の発明——ヨーロッパ普遍主義と多元主義の言説』(共訳、みすず書房、2015年)、同『夢の時を求めて——宗教の起源の探究』(玉川大学出版部、1999年)、マリーズ・リズン『1冊でわかるファンダメンタリズム』(岩波書店、2006年)、タラル・アサド『世俗の形成——キリスト教、イスラム、近代』(みすず書房、2006年)、同『宗教の系譜――キリスト教とイスラムにおける権力の根拠と訓練』(岩波書店、2004年)、ロバート・N・ベラー他『善い社会——道徳的エコロジーの制度論』(みすず書房、2000年)同『心の習慣――アメリカ個人主義のゆくえ』(共訳、みすず書房、1991年)他多数。
中村圭志
なかむら・けいし