みすず書房

名和小太郎

なわ・こたろう

1931年生まれ。東京大学理学部物理学科卒。工学博士。石油資源開発(地震探査法の開発)、旭化成(ロケット・エンジンの開発等)、旭リサーチセンター(技術政策の研究)、新潟大学教授および関西大学教授(法情報学の研究)を経て、現在、情報セキュリティ大学院大学特別研究員。著書に『電子仕掛けの神』(勁草書房1986)、『技術標準 対 知的所有権』(1990)『サイバースペースの著作権』(1996)(以上、中央公論社)、『雲を盗む』(1995)『科学書乱読術』(1998)『起業家エジソン』(2001)(以上、朝日新聞出版)、『学術情報と知的所有権』(東京大学出版会2002)、『情報の私有・共有・公有』(2006)『著作権2.0』(2010)(以上、NTT出版)、『ゲノム情報はだれのものか』(2002)『イノベーション 悪意なき嘘』(2007)(以上、岩波書店)、『ディジタル著作権』(2004)『情報セキュリティ』(2005)『エジソン 理系の想像力』(2006)『個人データ保護』(2008)『技術システムの神話と現実——原子力から情報技術まで』(吉岡斉と共著、2015)(以上、みすず書房)など多数。